You are currently browsing the category archive for the ‘伊吹とヤマト’ category.

というわけで、ヤマト復活編にかこつけて、完結編のビデオ(断じてDVDではない)を見ましたよ。
ちょっと前から、時間を見つけては劇場版ヤマト(新たなる含む)のビデオを見ていたわけなんですが。
復活編で個人的に盛り上がっているので、ちょっと無理やりぎみに時間をつくって見たわけです。
ん?お前暇だろって?まぁ、たしかにそうなんだけどねwwwwwwwwww

これで、ヤマト劇場版は一通り見直したことになるんですが……。
ねえ。
ヤマト轟沈

これを直すの?

真っ二つだけど。これ、竜骨(キール) 間違いなく折れてるぜ?しかも、隔壁のあちこちにトリチウムを満載して、爆破させたわけだから、内部構造もマトモに残っているところは少なさそうだし。第1艦橋は無事だったけど(w
装甲鈑もあちこち穴空いてたし。
もう新造したほうが安いでしょこれw
もし、これ直すとしたらどういう風にするんだろ。

まず、前後を繋げる。
中で水爆が爆発したような艦の構造材なんて信用できないので、全部取り替える。装甲もあちこち穴が空いていたので全部代える。
水の中に使っていたような電子機器がまた使えるとは到底思えないので、電子機器も全部代える。
主砲も砲身曲がってたし、砲塔もあちこち穴だらけだったので、これも変更。

かつての「ヤマト」だった部分はどこなの?w
もういっそ新造艦でいいじゃん。かつてのヤマトの意志を受け継いだ~~とか理由つければおkでしょうに。そも、YAMATO2520で第18代ヤマトとかなんとか言っていたからもうそれ(第2代ヤマト)でいいじゃん!

まあ、さっきの理屈を持ち出すと、「大和」→「ヤマト」も相当っていうか、普通に無理あるんだけどね。

えー。ふと思うことがあったので書いてみます。

<妄想開始>
さっき書いたように「大和」→「ヤマト」→「復活編ヤマト」の過程ですべて同一の船体を使っているという説は、無理に無理を重ねているわけだ。しかし、「大和」→「ヤマト」は作品の根幹でもある。もし、「大和」≠「ヤマト」ということになってしまえば、宇宙戦艦ヤマトという作品の魅力が自己崩壊してしまうことになる。なら、どうするか。『精神の継承』というのはどうだろうか?
つまり、ヤマトは大和ではない。形は違うが別物だ。だが。その根底に流れる血は、魂は同じものだ、とするのである。

俺が思うに、「宇宙戦艦ヤマト」という作品が犯した(ある意味での)最大の過ちは「大和=ヤマト」という殻にこだわりすぎたことではないかと思う。ヤマトは大和であり、大和でありつづけなければならない。このために、「さらば」が終わった後、続編をつくるためには、『あの』戦いを。『あの』死を。『あの』悲しみを『なかったこと』にしなければならなかったのだ。「さらば」において、「大和」であった「ヤマト」は反物質のテレサと共に失われているのだから。
そして、その「さらば」における感動もまた、ヤマトが大和であるがゆえに誕生したものなのだ。
知っての通り、戦艦大和は日本においてはある種の象徴じみたところがある。世界最大最強の鋼鉄の城。圧倒的な敵と奮闘して敗れた現実。そこには、日本人の好む悲壮美があるのだ。

「さらば宇宙戦艦ヤマト~愛の戦士たち」という作品は、その悲壮美を『継承』し、『投影』した。それ故に、大ヒットという結果をもたらし得たのである。
「さらば」以降のヤマトに『冷めた』人たちというのは、要するに、特攻映画で死んだ特攻隊員が実は突っ込んでなくて死んでませんでした、さーせんっ!と謝りに来たご都合主義に『冷めた』のだ。お前、俺の感動を返せ、というわけだ。

受け入れるべきだったのだ。
「若者は生きていなければならない」という信念のもと、TVアニメ版「さらば宇宙戦艦ヤマト~愛の戦士たち」――「宇宙戦艦ヤマト2」を製作したのは松本零士だったと言われている。
その信念はまったくもってその通りで、妥当なものなのだけれど。
現に死んでしまった多くの特攻隊員や、ヤマトの乗組員がいる以上、それを「否定」して「やり直し」をしてはいけないのだ。
受け入れなければならなかった。
大東亜戦争――太平洋戦争で多くの死者を出した日本が、彼らの死を――敗戦という現実を受け入れて、経済大国としての復興の道を歩み出したように。
宇宙戦艦ヤマトという作品もまた、古代進や森雪などの素晴らしいキャラクタたちの死を受け入れた上で、新たなヤマトとして生まれ変わるべきだったと俺は思う。

で、話は最初に戻る。
かつての戦艦大和を作り得た造船技術が、現代日本の造船の礎となったように、最後まで諦めることなく絶望的な戦い抜いたヤマトの精神を受け継いだ生存者たちが、新たなヤマトの礎となる。古代進が沖田十三の後を継ごうとしたように。新たな乗組員たちがかつてのヤマトの精神を継ごうとする。
そんな「さらば」以降の続編が作られていたとしたら。
宇宙戦艦ヤマトという作品は、ただ伝説となっただけではなく、ガンダムのように現代に至っても未だ続編が継続して制作されていたのかも知れない。

そんなあり得ない未来を。
――同年代で「ヤマト」について語り合える友を持たない俺は、空想してしまうのである。
<妄想終了>

しかし、ヤマト復活編に関連するサイトとか一通り回ってはみたけど、リアルタイムにヤマトを見ていないっていうのは少数派なんだなあ。
みんな、かつてヤマトブームを体験した世代の人たちだ。
絶望した!
この現実に絶望した!!

広告
2017年9月
« 12月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

アーカイブ

Access Counter

  • 1,616 ヒット